私たちが野外で過ごしている時、実は様々な生きものたちがせっせと動き回っています。
彼らがどんなことをしているのか?じーっと観察してみると意外とおもしろい発見があったりしますよ。
夏といえば、皆さん何をイメージするでしょうか?
夏休み,花火,海,かき氷,スイカ,祭,綿あめ,肝試し,…いろいろありますね。
まだ夏は始まったばかり、梅雨も明けていない夏の始まりのこの時期の夜。
昨日は、お客様の「ナイトウォーク(オーダーメイド)」申込を受け、夜の里山を歩いてきました。
目的は虫採り(特にクワガタムシ),そしてホタルを見る事です!
お客様のご要望にお応えして、特定の虫を採る(見る)ために組み立てられたオーダーメイドプログラムです。
はじまりは、日没前のまだ明るい時間。
まずは、虫たちを集めるための光の罠(ライトトラップ)を仕掛けて、暗くなるのを待ちます。
今日はやまさぁーべのメインフィールドである田んぼの見回りに行ってきました。天気も良くて生き物がいっぱい♪
昨年行った、水路の復活工事の効果も少しずつ見えてきました。
コロナウィルスの影響による休館も、5/14まででおしまい。段階的にですがサービスを再開し、お客様からのお問い合わせや、週末には早速レンタルスペースのご利用などもあって、スタッフもちょっとイキイキしてきました。田植えが近づく田んぼでは、気温の上昇にともなって生き物たちもイキイキしてきました♪
今日は雲一つない最高の天気だったので外仕事が捗ります。先日堆肥をトラックで運んでもらったのですが、その上にキノコの菌打ちして4~5年経っていい感じに分解された榾木や、何年も前に木を切り倒して朽ちた原木を置いてカブトムシの産卵場所を作る事にしました。まずは、雪の下から榾木を掘り出そうとするのですが、雪が溶けて凍っているのでなかなか思うように進みません(笑)
生きものが大好きでやまさぁーべに何度も遊びに来てくれているご家族が、今年の秋祭りが終わった後で遊びに来てくれました。昨年の秋祭りでもカブトムシの幼虫をプレゼントしたのですが、貰ったカブトムシがうまく育ったそうで、そのご報告に来てくれました。
※こちらは去年のカブトムシ幼虫プレゼントの時のお写真です。
この時期の悩みのタネ「カメムシ」。越冬の準備をするカメムシが天気の良い日は室内外に大発生します。まわりが山で囲まれたやまさぁーべも全館カメムシパレード状態。かなりの数なので、1匹ずつ捕獲していては日が暮れてしまいます。用務員の片倉さんはカメムシ捕獲器を製作して毎日カメムシ清掃に全館駆け回っています。
今日は明日の体験プログラム、田んぼのネイチャーウォークの準備。田んぼに行き、水生昆虫やイモリなどを捕まえてきました。明日は雨の予報なので普段とちょっぴり違う事をしようと観察しながら考えます。
今日は週末のお客様をご案内する準備&冬に向けての水路整備。水路周りの草を刈って、水路に落ちてしまった草はつまりの原因になるのでレーキで引き上げて掃除する作業です。作業途中で生き物に出会うと、どうしても気になってしまい、手を止めてしまいます…。だから時間がかかるんですよねぇ。
休館日だった昨日、NHKの取材で大頭森山をご案内してきました。結構な雨で、山の全景映像を撮ることができず、天気が回復した今日、改めて撮影してきました。こんもり丘のような山ですね。放送は9/24(火)
18:10の「やままる」という番組(※山形県内での放送)です。ぜひご覧ください!
明日、町内にある保育園の年長さんがやまさぁーべに遊びに来てくれます。前回はどろんこ遊びでしたが、今回はバッタの仲間をテーマにした体験プログラムを行います。今日はその準備でグラウンドや裏山、田んぼ、畑などにバッタを採取しに行きました。
昨日からお泊り頂いていた溝延野球スポーツ少年団の皆様は、練習試合で朝早くに出発されました。お帰りになられた後は田んぼで作業をすることに。水路ではトノサマガエルがお出迎え。久々に晴れて気温も高くなっていたので、シマヘビやアオダイショウも元気に出てきました(笑)
ビオトープという言葉を聞いたことがありますか?Bio-topeはドイツ語の造語で「生物の生息空間」の意味です。私たちが管理させてもらっている休耕田の中で、1枚だけ水を張った状態で維持している場所があります。子供たちにどろんこ遊びをしてもらうための場所ですが、まさにビオトープになっています。
雨が降る前にブログの写真撮りに行かねば!この時期のいつものプレッシャーです。とりあえずぐるっとグラウンドを一周回るとイタドリの上に細長い昆虫発見。エダナナフシの幼虫です。木の枝に擬態して身を守ることで知られる昆虫ですが、こんな葉っぱの上で枝のふりをしてもバレバレです(笑)
「鳥の巣箱にミツバチが巣を作ってる!」との報告がスタッフから。ミツバチだったらいいな~と現場に行ってみると様子が違います。写真を撮ってみると、一応写りはしましたが、その正体がイマイチわかりません。そこで1匹捕まえて詳しく調べてみました。
こちらの下向きに咲いている白いお花はエゴノキの花。雑木林を代表する樹木の一つでやまさぁーべの周辺にもたくさんあります。果実にはエゴサポニンという有毒成分が入っているのですが、ペットボトルなどにすりつぶした果実と水を入れて振るとよく泡立つのでガイドでは鉄板のネタになります。果実はヤマガラの大好物で、秋ごろになるとよく食べに来ています。
写真の青色をした綺麗な翅のチョウはヒメシジミのオス。やまさぁーべ周辺ではたーくさん見る事のできるチョウなのですが、実は絶滅が心配されているチョウ。幼虫の時はヨモギやオオイタドリなどを食べ、成虫になってからは草原の低い位置を緩やかに飛翔しています。
週末のガイドの下見でブナ林を歩いてきました。もう完全に葉が開いた木が多いですが、やはり木にも個体差があってのんびり屋さんもいます。そんな新芽に集まっていた昆虫をご紹介。
今年はいつまで降るのでしょう…。今朝起きたら雪が10㎝ぐらい積もっていました。でも、午後には天気が良くなって気温が上がりました。校舎の南側、雪の上になにやら虫がいっぱいいるのを発見。
今日は久しぶりに太陽が顔を出してくれました♪シジュウカラも気持ちがいいのか活発に活動中。珍しい鳥というわけではありませんが、今日はじっくり観察してみることにしました。
今日は、やまさぁーべの玄関前に生えているブナの木にまゆがぶら下がっているのを発見!ヤママユという大きなガのまゆです。なんだか久々に見たな~♪ 何個かぶら下がっていたのですが、穴の開いているものと、そうでないものがありました。ちょっと気になったので、取って詳しく観察してみる事にしました。
校舎2Fの窓の外に大きなスズメバチの巣がついています。夏にはたくさんのハチが出入りしていましたが今はもぬけの殻(※スズメバチには毎年巣を作り直す習性があるので冬の巣にはハチはいません)。その巣の下に大きなスズメバチの死骸が落ちていました。
着実に積雪量が増えつつあるやまさぁーべの田んぼ。現在の積雪深は50cmぐらいでしょうか。田んぼに水を張っている場所や、池ではまだ水面が見えますね。水路が落ち葉で詰まっているのを掃除する作業のついでに生き物探し。
やまさぁーべの田んぼや畑などにいつも協力してくださっている農家の方と一緒にカブトムシの幼虫採取をしてきました♪カブトムシがいるポイントでは体を傷つけないように手で掘る事が多いのですが、ここのポイントは堆肥が少し硬くなってきており、仕方がないので固い所はスコップを使って丁寧に掘り出してみることに。スコップと手で掘る事2時間。数匹は見つけたのですが、思っていたよりも数が少ない。ここは昨年まで大量にいたんだそうですが、恐らく堆肥の分解が進みすぎて土に変わりつつあるんだと思われます。今日は他にもカブトムシの幼虫が居そうなポイントをいくつか周って
採取してきました♪
こちらはゲンノショウコ。昔から胃腸病の特効薬として名高く、これを飲めば下痢も腹痛もすぐに治るので、現の証拠という名前が付いたんだそう。花が散ってしまった所を観察すると、長細いロケットみたいなものができていました。ここには種が入っており、もう少しすると種を包み込んでいる皮が上にくるっと巻き上がって種を飛ばします。
田んぼの水路の見回りをしている最中、翅が半透明で綺麗なチョウを見つけました。こちらはウスバシロチョウというチョウ。シロチョウという名前ですが、モンシロチョウの仲間ではなく、アゲハチョウの仲間です。
昨日温泉まつりに行ってから田んぼの見回りをしたのですが、なんだか見たことのない鳥がいました。調べてみるとアカエリヒレアシシギのメスのよう。アカエリヒレアシシギは北半球の極北部で繁殖し、熱帯地域で冬を越す為、日本では旅鳥です。海洋上に渡来する事が多いのですが、時には岸近くの海上・水田・川にも来ることがあるんだとか。実は昨日のブログですぐに紹介しようと思ったのですが、大江町の柳川で見られるのはかなり珍しい事なので、同定が心配になり色々な図鑑を読みあさっていたので遅れました(笑)
今日は非常に暖かく、日中は過ごしやすい時期になってきました。やまさぁーべの玄関前には、シータテハというチョウが飛んでいました。翅を閉じるとC型の白い模様が見えるのが特徴。一見地味に見えますが、翅を広げると綺麗な模様です。このチョウは成虫越冬する種類なので、気温が高くなった早春に真っ先に飛び始めます。
今日は快晴!!3月に入ると晴れの日が多くなるので気分が高まります。でももう少しパウダースノーを楽しみたかったような気も…。そんなことを考えながら、やまさぁーべ周辺を歩いていると、雪が解けた所でフキノトウがこんなにひらいていました♪
工藤直子さんの「ふきのとう」という詩を、国語の授業で朗読したことを思い出しました。当時8歳だった私は、ふきのとうが出始めると春だということは理解できたのですが、ふきのとうがなんなのかがわかっていませんでした(笑)
今日は早朝から田んぼの草取りをしてきました。この田んぼは、畑の収穫体験をする時に通る場所なのですが、朝歩くとすっごく気持ちがいいんです。野鳥のさえずり、横には月布川が流れていて、田んぼと里山の風景が広がっています。
NPOシャロームの皆さんは、朝やまさぁーべを出発して河北町にある、児童動物園に向かいました♪バスがやまさぁーべを出発するときに、「また来るから僕たちのこと覚えておいてね~!!忘れちゃだめだよ~!!」と言ってくれて朝から元気を貰いました♪
こちらこそありがとうございました!!心配しなくても覚えてますよ~!!また遊びに来てね~♪