今シーズン一番の積雪がありました。2日間でグラウンドの積雪は20~30㎝といったところ。
悪天候の中、お客様が遊びに来てくれました。
今回のテーマは命をいただく体験と味噌づくり。
冒頭に「遊びに来てくれました。」と書きましたが、今日はちょっとマジメな雰囲気でのスタート。
命をいただく体験は、やまさぁーべで飼育しているニワトリを〆るところから始まります。
2羽のニワトリを〆ましたが、まず最初の関門は「誰がその作業を行うか」を決める行程です。
みんなで話し合って、ギリギリまで悩んで、小学生と中学生が一人ずつ名乗りをあげてくれました。
少し吹雪く中で、一番の大役をしっかりとこなしてくれました。
そのあとは、首と足を落とし、羽をむしり、内臓を取り出す行程。
ここまで終わると、よくお店で売っている見慣れた丸鶏の姿になります。
オーブンで時間をかけてじっくり焼きました。
温野菜とリボンを飾り付けると、立派なクリスマス・ローストチキンの完成です。
切り分けると、まるで小籠包のように肉汁があふれ出しました。
ローストチキン以外にも、丸鶏を煮込んでカレーと、ポトフを作りました。
これが、本当においしくて、みんな残さず食べてくれました。
私たちの口に入るものは、動物や植物がほとんどですよね。
すべてが命。
人間はそうやって生きています。
「いただきます」の意味、感じてもらえたようです。
さて、翌日の朝食は前日のチキンの骨で出汁をとって雑炊を食べました。
これがまた旨い!!
その後の体験は味噌づくりです。やまさぁーべでは、今年お米と大豆を栽培しました。
このお米を地元の麹店で麹(こうじ)にしてもらい、柔らかく煮た大豆と混ぜ合わせていきます。
樽の中にギュッギュッと空気を入れないように押し込んだら仕込み完了です!
完成は発酵が進んだ9~10月頃の予定。
16割味噌といって、麹が多めの甘い味噌になります。
みなさん、楽しみに待っていてくださいね!
ライター:佐々木
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