春から始まった連続イベント「納豆ご飯をイチから作れるか!?」。
第1回は田植え、第2回は大豆の種まき、第3回は稲刈り、第4回は大豆の収穫。
そして、最終回となる第5回は大豆の脱穀作業と納豆作りをしました。
カラカラに乾燥した大豆はまだ枝についたままです。
これを足踏み脱穀機にかけて、カラを割って実を取り出します。バチバチと音を立てて大豆が飛び散ります。
足踏み脱穀機で脱穀したものを、こんどは唐箕(とうみ)という、昔ながらの農機具に通します。
原理としては、木製の箱の中に手回しの扇風機がついていて、風を起こします。
上からモノを入れると、カラや葉っぱのカスなどは風に飛ばされ、実の部分だけが選別されるわけです。
シンプルな道具ですが、効果は絶大です。
続いて納豆を発酵させるための「わらつと」作りです。
秋に稲刈りしたときのワラを束ねて、「つと」と呼ばれる入れ物を作ります。
脱穀した大豆は、最後は手作業で選別。傷んだ豆を一粒ずつ摘まんで取り出します。
やっとこれで保存ができる状態になります。
納豆作りのこの後の行程は、
①大豆を一晩水に浸ける
②豆を2~3時間煮る
③わらつとを茹でる
④わらつとに煮た豆を入れて24時間40℃で温める
ですが、これを日帰りでこなすのは無理。
スタッフが前日から準備しておいた煮豆を、みんながつくったわらつとに詰めていきます。
完成は明日の夕方以降になるので、後日郵送となります。
最後は収穫祭です。
自分たちで育てたお米と大豆を使って、納豆ご飯パーティー♪
3分クッキング的ですが、同じ方法で事前に作らせてもらった納豆を炊きたての新米にのせて頂きました。
納豆ご飯、イチからつくれました!!!
オマケですが、お土産に、今日脱穀した大豆と、お米を一人当たり15kgずつプレゼントしました。
美味しく食べてくださいね♪
ライター:佐々木
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