家族で楽しむ冬の山形*お正月飾りをつくろう!

あけましておめでとうございます。

昨年はとても大変な1年でしたが、たくさんのお客様にご利用いただき本当に感謝の一年でした。今年もしばらくは大変な状況が続きそうですが、感染対策をしっかりしてみなさんに楽しんでいただけるよう頑張っていきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、一昨年ご利用いただいたご家族が年末に遊びに来てくれました。しめ縄づくりに薪ストーブでピザづくり、思いっきり雪遊びと、冬のアクティビティを存分に楽しんでいただきました。


やまさぁーべの田んぼで刈り取りした稲藁で縄ない体験をしていただきました。

お正月前だったので、なった縄を使ってしめ縄と門松をつくることが目標です。

まずは、藁をないやすくするために藁打ちの作業。藁打ち用の大きな木槌で藁をまんべんなく叩いていきます。

こうすることによって藁が柔らかくなり扱いやすくなります。

重い木槌を何度も叩きつけるのは大変です。


藁が柔らかくなったら室内に移動して縄ない作業です。両手のひらを使ってねじりあげていき、途中で藁を少しずつ足していくことで長さを出していきます。大人でも難しい作業ですが、みなさんとても上手に仕上げることができました。

黙々と作業を進めていたI君が作った縄の長さはなんと4m!将来有望の縄ない職人さんです。


藁で鶴も作りました。なった縄とわら細工の鶴で装飾したしめ縄と門松がこちら。

とても素敵に仕上がりました。手づくりの正月飾り、おうちに飾るのが楽しみになりますね♪



しめ縄づくりの合間には、グラウンドにたんまりと積もった雪でお遊びタイム。

みなさん雪が積もっていない地域からいらっしゃったので、大興奮!

子供たちはそり遊びに夢中でした。これも山形の冬の醍醐味ですね。


夕飯もまた冬らしく。

雪の中からみんなで掘り起こした大根をつかってサラダとポトフをつくりました。

雪に埋もれた大根を探すのは宝さがしみたいですね(笑)でもこれが甘くておいしいんです!

 

大根探しの後は冷えた体を暖めながらピザづくり。

ピザ生地を伸ばして、自分の好きな具材をトッピングしました。オーソドックスな具の他に、ヨモギジェノベーゼやフキノトウジェノベーゼ、塩蔵の山ウドなど、山間地域らしいトッピングも用意しました。もちろん、ここでとれた食材です。

でも子どもたちにはやっぱりコーンやツナが人気(笑)

薪ストーブの揺らめく炎を見つめているとあっという間に焼きあがるピザ。自分で作ったごはんのおいしさは格別ですね!

ストーブの前で暖まりながら家族団らんの時間を過ごされていました。

ライター:野木