今夜は地域の方の「かえもぢ」すっぺの会にお邪魔しました。「かえもぢ」とは「かいもち」がなまった言い方で、「そばがき」のことです。
そば粉と水でつくる「そばがき」は昔からこの地域で日常的に食べられていたもの。昔は各家に1台は石臼があったので、それでそば粉を作ってよくかえもぢを食べていたそう。
前に地域のおばあちゃんが言っていましたが、「今日のご飯がかえもぢだって聞くとショックで食欲がわかなかった」と。笑
家庭で作られるそば粉はきめが粗くザラザラした舌ざわりだったとのこと。それで作ったかえもぢは、とてもおいしくなかったと聞いています。今の製粉技術はすごいですね~。
もちろん、今回ごちそうになったかえもぢはとてもおいしかったです!
いろんな作り方があるようですが、以下、おすすめのレシピです。
材料
・そば粉 150g
・水 400cc
道具
・雪平鍋
・ホイッパー(泡だて器)
・木べら
・濡れタオル
・どんぶり
作り方
①そば粉を水で溶かします・・・雪っ平鍋に準備したそば粉と水を入れ、ホイッパーでかき混ぜる。
②強火で木べらで手早くかき混ぜる。
③結構な粘りが出てくるまで強火のままかき混ぜる。
④雪平鍋を火からおろし、用意した濡れタオルの上で滑らかになるまでかき混ぜる。
⑤木べらを水で濡らし、適当な量のそばがきを手に取り、生餅を切る要領で熱湯を入れたどんぶりに数個ずついれていく。
食べ方
その①納豆、ねぎ、鰹節、醤油をからめて食べる。
その②くるみだれで食べる(すったくるみ、砂糖、醤油、塩、水を混ぜ合わせたもの)
その③お好みの食べ方でどうぞ。
ライター:野木