明日からのお客様の下見で施設の周りを歩いた時です。
まず見つけたのはアキノキリンソウ。林の中で、黄色い花がひときわ目立ちます。
不思議なネーミングだなぁとずっと思っていたのですが、麒麟草は、もともと黄輪草が変わったもので「アキノ」がつかないキリンソウの方が、黄色い花がいっぱい集まって1輪の花に見えるとか、輪になって花がついているから、などの由来があるそうです。どうりで、首の長い動物には見えないわけだ。
こちらはカラハナソウの実。和製ホップです。ビールの原料に使われるホップはセイヨウカラハナソウで、この日本のカラハナソウより苦みが強いのだそう。
最後が、ブログのタイトルにした植物。ツリフネソウですが、花が終わって緑色の実がついています。これを指でつまんでみると…
パチンとはじけてタネが飛び散ります。少しでも遠くに子孫を広げようとする植物の工夫です。
ライター:佐々木