やまさぁーべの坂道に、今年も胡桃がコロコロと転がりはじめました。
シンプルでおいしい胡桃の味わい方をご紹介します。
坂道に落ちていた胡桃。果実が少し腐りはじめ、種子(よくみるクルミの姿)が見えています。
この果実の部分、素手で触ると手が真っ黒になるのでご注意ください。
地元の人は、果実に包まれた状態のクルミを拾うと、畑に穴を掘ってクルミを入れ、上に草をかぶせて果実部分が腐るのを待つそうです。果実が腐ったら水でよく洗って天日干しにするとしばらく保存が効きます。
オニグルミの殻はとても硬くて割るのが大変。
一晩水につけから炒ると殻に少し隙間ができるので、そこに刃を当てて割ります。くるみ割り器というのも売っています。割れたら先の尖ったものでホジホジして中身を取り出します。
好みの甘さになるように砂糖を入れ、少量の塩と水も加えてすり鉢でするだけで濃厚なクルミだれができます。これをお餅にやかいもぢ(そばがき)につけて食べると絶品。
トーストにぬるのもお勧めです。
ライター:野木