およそ一週間前に種を蒔いた雪堀り体験用の大根の種が芽を出しました。
先週種まきと植え付けをした雪堀り体験用の大根(種)とキャベツ(苗)。左の写真、黒いマルチがかけてあるのはすべて大根。奥2列の白いネットがかけてあるのがキャベツです。
右の写真は芽を出していた大根。仲良く3つ、順調に成長していますがそのうち間引きしないとですね...。間引きした大根は、山形の秋の定番のお漬物「おみ漬け」にでもなるのでしょうか?
おみ漬けとは青菜(せいさい)、人参、大根を細かく刻んで漬けたお漬物でこの地域の郷土料理です。ピリリと辛みのある青菜がアクセントになってとってもおいしいです。以前、間引きした秋の野菜を刻んで漬けたことがこのおみ漬けの始まりだと聞いたことがあります。どんなに小さな野菜でも無駄にしない昔の人の知恵ですね。そうして長く雪深い冬に備えたわけです。
さて、そんなことを考えながら畑の観察をしていると、大根の芽がこんなところにも出ていました。
用務員のおじさんがこぼしちゃったんでしょうか?(笑)
それも何か動物が運んだ?
そんな作物たちも愛嬌があってかわいらしいですね。
そしてこちらはキャベツの苗。こちらも順調に成長しています。
白いネットをかぶせているのは虫よけです。主にちょうちょが卵を産み付けるのを防いでいます。
やまさぁーべの作物は農薬を使用しないので放っておくと芋虫に葉っぱを全部食べられてしまいます。それを防ぐためのネットなのですが、これまた斬新な重しです。薪!
やまさぁあーべはお風呂を薪で沸かしているので薪はたくさんあります。
あるものを使うのは大事です^^
それでは、引き続き成長をお楽しみに♪
ライター:野木