イネヒメハモグリバエ?

やまさぁーべの田んぼに新たな問題発生。植えてしばらくたった苗が枯れ始めました…


これは大変だ!ということで、地元の農家さんのアドバイスを受けることに。昨年まで悩まされてきたいもち病?と最初は思ったのですが、どうやら病変の形が違う…。先生に見てもらっても、これは病気の類じゃないなぁ…とのこと。考えられるのは害虫です。



よくよく見ていくと、犯人らしき生き物を葉っぱに発見。調べてみると、どうやらこれはイネヒメハモグリバエというハエのさなぎのようです。

ハモグリバエの仲間は、別名絵描き虫なんて呼ばれて、葉っぱに白い模様を描くのでガイドではよく紹介する生き物でもあります。薄い葉っぱの中に幼虫が潜り込んで、中から食い破っていきます。

さらに調べてみると、この虫が発生する条件は、①低温②深水③植え付け本数が少ないなどがあるとのこと。全部当てはまる(T_T)

 

深水にしたのはヒエという草を生やさない対策だったのですが、別の問題が出てしまいました。

ハモグリバエ対策は、殺虫剤を使うか(←やまさぁーべではこの選択肢はあり得ません)、浅水にして水温を上げ、食われるより早く成長させること。

 

あーーーーもうっ!!せっかく深水にするために苦労して畔を高くしたのに!!!

差し当たって、この田んぼでは草より虫対策の方が急務なので浅水管理に方向転換せざるを得なくなりました。あとは、カエルやクモやトンボたちのご助力も期待したいところです…。

 

うーーーーん!!!田んぼムズイ!!!!

ライター:佐々木