先日、種籾の芽出しを行ったのですが、今日は種まきを行う事に。
まずは苗箱に育苗用の土を3kg入れてならしてから、たっぷりと水をかけて電動の種まき機にセットします。ベルトコンベアのように苗箱が左から右に流れていき(3枚目写真)、種籾と土が順番にまいてくれるのですが、次から次へと流れてくるのでスピード勝負です(笑)
1枚目の写真は機械植え用なので機械の空振りを防ぐために量を多く撒き、2枚目の写真は手植え用なので、大苗にする為量を少なく撒きました。
今後、苗代とプールに持っていき育苗させます。ちなみに、苗半作ともいうそうで、苗作りまででその年の収量や品質が決まるともいわれているぐらい大事な時期なんです。うまくいきますように!!
今年植える品種は「さわのはな」と「ひめのもち」と「山形95号」。山形95号は、つや姫(山形97号)と同時期に栽培されはじめ、ブランドとしてデビューさせる時に10万粒の中から最終選考に残った2品種がつや姫(山形97号)と、山形95号です。山形95号の方は惜しくも破れ名前が付きませんでしたが、栽培した地域が自由に命名して売り出すことができるそうで、場所によっては雪きらりやひだまりといった名前でも販売しています。
食味は、一粒一粒がふっくら大きくて、丸みをおびていて、しっかりと歯ごたえがあり、さっぱりしているのが特徴。おいしいだけでなく中山間地での栽培に適しており、病気と冷害に強く、倒伏しにくいという特徴を持っているので、昨年から植えたいなと思っていた品種です。
ライター:村中