ブログの写真を撮っていると、毎年おいしい凍み餅を届けてくれるお母さんにお会いしたので、凍み餅の干している所の写真を撮らせて頂きました。毎年、正月から2月末まで作るんだそうで、今は寒風にさらして乾かしている状態です。昔はお餅をついて、軒先に干して、あぶって食べたそうですが、今は油や砂糖が手に入る時代になったので、うるちをおかゆ状に炊いて(もち米も少し入れるそうです)、干してから揚げるといった方法が主流になってきたとの事。
作り方
1日目 鍋でおかゆを炊いて型に入れて冷ます。空気を抜いて冷凍庫へ。
2日目 早朝に冷凍庫から出して夕方まで室内に置いて柔らかくしてから切ってまた冷凍庫へ。
3日目 冷凍庫から出し、紐でつるす。
暖房がついている部屋だとドロドロになっちゃうので、必ず暖房のついていない寒い部屋で作業するんだそう。
あとは、寒風にさらして凍っては溶けてを繰り返しゆっくり乾燥させてから、油で揚げて砂糖醤油にくぐらせると出来上がり♪
まだ干してから2週間程度の物もあったので触らしてもらうと、ふわふわでまるでスポンジのようでした。4月まで干すと完成との事。しっかり乾燥して、おいしくなるんだよー!!
ライター:村中