今日は午前中だけ晴れていたので大急ぎで田んぼの補修作業。
田んぼの畔の事を、この辺りでは“クロ”と言います。畔に泥を塗って水漏れを止める作業などは“クロ塗り”なんて呼ばれたりします。今日はそのクロに防水シートを埋め込む作業。今年新たに不耕起田んぼにしようと考えている田んぼです、まずはスコップで溝切り。
30cm幅のシートを入れて…
土を埋め戻す。たったこれだけの作業ですが、人力でやると結構な重労働です。これで水漏れが止まってくれるといいな。本格的な冬の前に行う田んぼの作業はもう少し続きます。
おまけ。田んぼの脇に咲いていた花。どちらも春を代表する花ですが、こんな時期に。
タネツケバナとニョイスミレです。タネツケバナは「この花が咲くころに稲の種籾を水に浸ける」ということからネーミングされていますが、まだまだその時期には早いですね。ニョイスミレの方はやまさぁーべの田んぼ周辺に多い、湿地を好むスミレです。
春の花が、秋にも咲くことはよくあって、狂い咲きとか、返り咲きなどと呼ばれます。日長や気温が春に似ているので勘違いしてしまうのでしょうね。週末は強めの寒気が入って雪の予報。春はまだまだ先です。
ライター:佐々木