河原に行くと、よくクルミの木が生えています。オニグルミという種類ですが、今の時期が実の収穫の旬。たわわに実っています。
明日は雪きらり」に「ひだ
河原の水際には沢山のクルミの実が流れ着いています。緑色をしているので、見慣れないとクルミと気付かない人もいます。
木から落ちた実の果肉はすぐに腐ってグズグズになります。実際、拾ったクルミを手で揉んでみると見慣れた姿になります。
さて、このクルミ。なぜ川の近くに生えていることが多いかと言うと、実が水に流されて遠くに運ばれるためだと言われています。たしかに、拾った実を水の中に入れてみるとどれも浮かびます。その方が遠くに流れやすいからでしょう。夏に早く落ちすぎた実(多分、風で落ちたか、虫食いとかでダメになった実)は浮かばないで川底に沈んでいるのをよく見かけます。
ところがどっこい、インターネットなどで「良いクルミ」と「悪いクルミ」を見分ける方法として、水に沈んだ方が「いいクルミ」と出てくることがあります。
ん~、理屈に合わない。ということで実際に浮いた実を割ってみると、ちゃんと美味しそうに中身が詰まっていました。うん。やっぱり理屈通りだ、と再確認したのでした。情報社会ですからね。踊らされがちですが最後は自分でやってみないとですね(笑)
ライター:佐々木