寒河江市東部地区公民館が主催するわくわく未来塾の企画として、寒河江市内の小学生を対象とした生き物教室を行いました。
午前中、雨が降ったり止んだりの天気でしたが、みんなでカッパを着て田んぼに出発!網を持って水の中の生き物と、原っぱにいるバッタやトンボを捕まえました。みんな雨なんかものともせず、真剣に生き物を捕まえていました。
同じものをたくさんではなく、できるだけ色んな種類を捕まえる、というのが今日のテーマ。で、結局何種類ぐらい捕まえただろう…。陸生、水生合わせるとかなりの種数です。
中には大物を見つけてくれた子も。ヘビです。さすがにヘビを捕まえるのは難しいので、農業資材の丸太積みに逃げ込んだところを館長が捕獲。驚いたことに、怖がっている子は少なくて、みんなヘビに触ってくれました。
さて、やまさぁーべに戻ってからは図鑑で同定作業(種類を調べる作業)。ちょっとサイエンスっぽく、標準和名(日本語の名前)と学名(ラテン語の名前)も調べて、最後は生物学的なルールに基づいたスケッチも体験しました。
全体で何種類いたか…覚えていません(笑)思い出す限りを羅列してみると…
両生爬虫類:シマヘビ、ヤマアカガエル、ツチガエル、ニホンアマガエル、モリアオガエル(幼生)、トノサマガエル(幼生)カジカガエル、アカハライモリ
トンボ類:アキアカネ、マユタテアカネ、オオシオカラトンボ、アジアイトトンボ、オオルリボシヤンマ(ヤゴ)
バッタ類:ヒメギス、コバネヒメギス、ツマグロバッタ、ナキイナゴ、エンマコオロギ
水生甲虫:クロゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ガムシ、コガムシ
水生カメムシ:オオコオイムシ、ミズカマキリ、マツモムシ
その他:アブの幼虫、カワニナ
うーん、思ったよりいろいろ捕れた!自由研究の参考になれば幸いです!!
ライター:佐々木