渡り鳥がやってきた

昨年、リバートレッキングで何度も飛び込んだ岩。夏の間、藪になってしまうのでこのアングルからは写真を撮れないのですが、今は雪が藪をつぶしてくれるので近づくことができます。川は少し緑色がかった茶色。今朝降った雨と雪解け水が混じって増水しています。夏の様子を想像しながら眺めていたら、上空からピックイ―!と特徴的な鳴き声が聞こえました。


サシバと言うタカです。大きさはカラスぐらい。この時期、東南アジアや沖縄の方からやってくる渡り鳥です。絶滅が心配される希少な鳥ですが、ここ大江町では毎年のように見られます。しかも渡って来たばかりのこの時期は、まだそれぞれの居場所が決まっていないので20~30m間隔で電線に何羽もとまっていることがあります。山形にやってきたばかりの頃は、すごい…と思ったのですが4回目の春を迎える今年、驚きではなく、今年も春がやってきたな~と感じさせてくれる存在に変わりました。

ライター:佐々木