先日、野菜苗を育てる熱源として作った踏み込み温床。仕込んでから数日が経過しましたが温度が全く上がらず…。失敗です!!!潔く認めて今日は改良の作業。
どうやら温床の中に入れた資材の分量や下準備に色々問題があったと分析。まずはワラを細かく刻むことが必要なことがわかりました。そこで必要になるのが「押切」という道具。紙の裁断機と同じような使いかたでワラを細かく刻む道具です。ネットで「押切」と検索すると有名タレントさんばかりヒットするのですが、この道具が名字の由来なのかなぁ。分かりません。
ちょっと話が逸れて私事ですが、昨年、柳川に古民家を購入しました。まだ住んでいないのですが、その納屋にもしかしたらあるんじゃないか…と探しに行くとやっぱり(笑)骨董品の押切を発見しました。
かなり年季がはいったものですので、サビサビ&刃が欠けまくっています。
やまさぁーべの匠、片倉氏の腕の見せ所。グラインダーで刃を研いでみました。
研ぎ終ったあとです。刃はまだ欠けた状態ですが、その他の部分は錆が落ちて金属色に。さてどうかな…。
ザクザク切れます!!成功です。今日は雨降りだったので、半日丸々ワラを刻む作業になりました。手分けして町中のコイン精米機を回って米ぬかを大量に調達。さて、明日はこれらの資材を使ってもう一度温床を仕込み直しです。
ライター:佐々木