春の訪れを告げる花々が咲き始めました。
やまさぁーべ周辺を散策するとフクジュソウが咲いていました。一昨日この場所を通った時は、雪があって咲いている所を見れなかったのですが、どうやら雪の下で咲く準備をしていたようです。
やまさぁーべに戻る途中で先ほどのフクジュソウを見ると、ついさっきまで咲いていたフクジュソウの花が閉じていました。フクジュソウは太陽光が当たっていると開花するのですが、陽が当たらなくなるとあっという間に閉じてしまいます。
ちょっと写真じゃわかりづらいかもしれませんが、同じ場所で撮った写真です。時間差はおよそ30分ほど。フクジュソウは蜜を持っておらず、その代わり花弁で囲んだ暖かい空間を昆虫に提供して花粉を運んでもらいます。
こちらも、早春を代表する花、マンサク。早春、他の木がまだ芽吹いていない頃、リボンのような黄色い花を咲かせるので、「まず咲く」からマンサクという名前になりました。
まだ昆虫が少ない春の時期に黄色い花が多い理由は、花粉の色に似ているという事と、黄色の花が昆虫に目立つから、といった理由だそうです。
ライター:村中