昨日にも増して暖かく気温は15℃まで上がりました。雪解けが急激に…まずい!巣箱掃除しなきゃ!
巣箱は地面から2~3mぐらいの高さに設置しています。現在の積雪は1~1.5mほど。これ以上雪が融けるとハシゴをかけないと巣箱に手が届かなくなります。急いで回収に。
12月に回収したものも含めて全部並べてみました。もともと開けた穴の大きさは同じのはずなのですが、並べてみるとバラバラになっています。多くはヒメネズミかモモンガがかじって大きくしたものだと思われます。
今年、8個かけた巣箱の中で4個はヤマガラ、シジュウカラが春に巣作りをしていたはずですが、野鳥の巣は1つも形が残っていません。野鳥の繁殖期後、別の住人がリフォームしてしまったからだと思われます。
写真だと分かりにくいですが、ふわふわと詰められた落ち葉をどけてみると、奥の方にすり鉢状に丸くへこんだ場所がありました。ここでヒメネズミが寝ていたか、もしかしたら子育てしていたのかもしれません。他にもモモンガやチャイロスズメバチが巣として利用した巣箱もありました。
現在の住人も発見。クロスズメバチの女王です。死骸ではなく生きています。冬眠中なのでほとんど動きませんが日に当てたら歩き出してしまいました。まだ本格的な春は先で、このままではかわいそうなので別の場所にご移動願いました。
とりあえず、全ての巣箱の中身を出しました。乾燥させて、新しい敷材を入れたら、これ以上雪が融けないうちに再設置です。早ければ今月末には巣作りが始まるはず。
ライター:佐々木