休館日だった昨日から体育館の雪下ろし作業が行われています。雪下ろしとは、屋根の上に積もった雪を下に下す作業のこと。冬の雪国では日常的な光景です。私自身、雪国育ちではないので何で雪を下す必要があるんだろう?自然に落ちないの?なんて思っていました。
もちろん、自然に落雪する場合もあります。でも、玄関の前とか、自然に落ちると危ない場所では屋根に「雪止め」と呼ばれる金具がついていて、それに引っかかって自然落雪は起こらないんです。だから、人が屋根に登って下さないと最悪は建物がつぶれてしまうわけです。
体育館の場合、自然落雪にすると量が多すぎるのと高さがあり過ぎて危ないので雪止めが付いています。除雪機をクレーンで持ち上げて作業員10数人で3日がかりです。
にわかには信じがたいですが、次の2枚の写真は体育館の屋根の上の様子。締まった雪が2m以上乗っていました。雪は締まり具合で重さが変わりますが、1㎥あたり150~500kgもの重さになります。間をとって300kgぐらいだとして、体育館の上に乗っている雪の重みはざっと250tにもなります。うーん。すごい数字だ。
ライター:佐々木