少し遅くなってしまいましたが、今年もだんご木を飾りました。
だんご木を飾るのは小正月の行事。1/15ごろに飾るのが普通ですね。五穀豊穣を祈ります。
本式だと各家庭で団子を丸めて食紅なんかで色をつけ、それを枝の先に刺します。旧正月(今年は2/16)に取り外したころにはだんごがカラカラに乾燥しているので、それを油で揚げたりポン菓子にして食べたりしたそうです。このやまさぁーべのだんご木もそうですが、最近は色のついた麩菓子をだんごに見立てて刺しています。
だんご木はミズキの枝を使います。赤い枝と冬芽がとても綺麗です。夏には白く小さな花が集まってアジサイのような雰囲気になります。花が終わると実が付きますが、これがクマさんの大好物。その時期に山の中でミズキの木を見上げると、クマ棚が見つかることがよくあります。
ライター:佐々木