春に取り付けた巣箱の中身を確認してみました♪
やまさぁーべでは今年8個の巣箱をつけ、そのうち4つの巣箱を野鳥が使ってくれましたが、野鳥が飛び立った後どんな生き物が使ったのか今日巣箱を開け確認してみました♪雪が積もって巣箱の場所にたどり着くまでも一苦労。脚立を担いで斜面に登っては降りての繰り返し(笑)
こちらは、元々はシジュウカラが使っていた巣箱ですが、飛び立った後はモンスズメバチが巣作りを開始し、チャイロスズメバチが乗っ取った巣箱です。開けてみると巣はちょっと崩れていましたが、冬のプログラムで観察できるようにこれから綺麗に取り出したいと思います♪
これは、野鳥が使わなかった巣箱ですが、なぜか杉の皮が巣箱の中に!!おそらくモモンガが杉の樹皮を運び込んで巣を作っていたのだと思います。この時期は1日およそ45分ほどしか活動せず、それ以外は寝て過ごしています。被膜を広げ滑空することができるので、モモンガは空飛ぶハンカチなんて言われ方をします♪ちなみにモモンガの何倍も体が大きいムササビは空飛ぶ座布団と言われています♪
こちらも野鳥が使わなかった巣箱ですが、中を開けると葉っぱがびっちり!!おそらくヒメネズミだと思われます。普段ヒメネズミは巣穴を地中に作りますが、巣箱や樹洞も葉っぱをいっぱい詰め込み巣穴として使います。
体長8センチ程度の小さなネズミですが、狩りが上手く昆虫を簡単に捕まえて食べます。他の巣箱にもいくつかヒメネズミが使ったと思われるものもありました♪いつかヒメネズミを写真に収めたいものです。
さて、巣箱の確認が終わるとひたすら除雪!!
グラウンドの除雪を行うついでに、雪を1カ所に飛ばして小山を作り、そりすべりのコースを作成してみました♪高さで言うと3mぐらいでしょうか?もう少し高さがほしい所ですが、今でも十分楽しめる高さにまでなりました♪
ライター:村中