神通峡散策

大江町の景勝地である神通峡(じんつうきょう)。ここ数年、豪雨災害に伴う土砂崩れなどの影響で遊歩道が通行止めになっていたのですが、ようやく開通したので歩きに行ってきました。


かつては木材の運搬用にトロッコが通っていた道が現在は遊歩道になっています。真横に谷川の水音を聞きながら約4kmの道のりを歩きます。ぐるっと回れるコースではないので反対側の入り口に帰り道用の車を準備して上流側から遊歩道を下りました。



遊歩道にはいろんな秋の花が咲いていました。こちらはウメバチソウ。関東以西では絶滅が心配されている地域もある植物ですが、ここでは普通に見られます。


まだ紅葉には早い時期ですが、色づいている草もありました。こちらはヤマブキショウマ。


水たまりからぴょんと飛び出してきたのはタゴガエル。神通峡(月布川)の本流に流れ込む支流で繁殖しているカエルです。繁殖期は初夏なので、今日であったのはたまたまですね。山歩きをするとよく見かけます。

ライター:佐々木