昨日からご宿泊の本郷東小学校5年生。今日はやまさぁーべの体験プログラム「生きもの教室」で、やまさぁーべの田んぼの生きもの調査をしました。
班ごとに虫取り網と、魚取り用の網を持って田んぼの周りを飛ぶトンボやチョウを追いかけたり、水路の中のヤゴやオタマジャクシを捕まえたりしました。
梅雨なのに今日も猛烈な日差し。木陰に入って捕まえた生きものの名前を調べます。例えば「赤とんぼ」と一言に言っても、よく見られる種類だけでも7~8種類はいます。代表選手はアキアカネですね。これをきちんと調べるのはなかなか難しい事です。
いろいろ捕まえましたが、そのうちのいくつかをご紹介。ヤゴの方、大きいのはオニヤンマの抜け殻です。成虫になるまで5年かかるので、安定した水路があることの指標になります。小さい方はアキアカネのヤゴです。そして細ーい体をしたトンボの成虫。このブログでも度々ご紹介しているアマゴイルリトンボ。全国的にも本当に局所的にしか分布していない珍種です。
みんなは、社会科で「食糧」について勉強しているとのこと。日本人がお米をあまり食べなくなったことが、田んぼの生きものが減ってしまう原因の一つになっていることをお話ししました。
いっぱいご飯を食べて、田んぼの生きものを守る力になってください!!
ライター:佐々木