あっつい!!!梅雨とは思えない快晴。気温は36℃まで上がりました。夕方、少し涼しくなったのでグラウンドを一周。昆虫観察です。
オオオバボタルというホタルです。本州の場合、普通ホタル観賞などで見るのはゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルのいずれか。このオオオバボタルは、幼虫や蛹の時期に光るホタル。成虫は全く光らないとされていましたが、最近の研究で羽化直後にちょっとだけ光ることが分かってきました。でも、昼間に飛んでいるので、光っているのかどうかよくわかりませんね。
ヒメギスというキリギリスの仲間です。ヤブにいっぱいいます。お尻に棒のようなもの(産卵管)が付いている方がメスで、ない方がオス。どちらもまだ翅が短いので幼虫です。バッタやキリギリスの仲間は「不完全変態」といって、幼虫はイモムシ型ではなく成虫と近い形をしています。成虫、幼虫の見分けは翅のありなし。
ところがこれはその例外。成虫なのに翅がちっちゃいものしかありません。ミカドフキバッタという種類です。変わったやつもいるもんです。
これは幼虫らしい幼虫です。ヒメシロモンドクガというガの幼虫。この色味が美しいと感じるか、毒々しいと感じるかは人それぞれですが、毛虫本人?は毒々しいと感じてほしいようです。この派手な色は「毒を持っている」ことのアピール。ドクガの仲間ですからね。ところが、この種類は毒がありません。見せかけで身を守っているパターンです。
ライター:佐々木