先日、作業を始めて、農家さんから「時期が早すぎる!」と怒られて延期していた作業を本日行いました。イネの苗を作るための種籾を選別する塩水選の作業です。海水よりもずっと濃い塩水を作っていきます。
塩水は比重が重いので、質の悪い種籾は浮き、逆に実の詰まったいい種籾は沈みます。浮いた種籾をザルですくって取り除くと、量は半分ぐらいになってしまいますが、これがいい種籾。
塩水選が終わった後は温湯消毒。60℃のお湯に浸けて殺菌します。これによって苗の病気を減らします。
温水はお風呂用の薪ボイラーで沸かしました。大量にお湯を沸かすのには便利ですね。
塩水選と温湯消毒が終わった種籾は、水に浸けます。毎日水を変えて約2週間、水を吸わせていきます。
ライター:佐々木