先日脱穀作業をしたふくしま30年プロジェクトの田んぼでとれたお米。一昨日の話ですが、籾摺り(もみすり)をしてもらったので、今日はそのお話です。
作業は籾摺り器を個人で所有されている、地域の農家さんにお願いしました。写真が籾摺り機です。
籾摺り機が置いてある場所の直上、2Fには加工前の籾(もみ)が置いてあります。この籾の山の下に穴が開いていて、機械のある1Fに籾が落ちていくわけです。
落ちてきた籾が籾摺り機の中に吸い込まれていきます。
もみ殻は建物の外に吹き飛ばされ、もみ殻を剥かれた玄米が袋の中に入っていきます。
籾摺りの過程で、割れり黒く色がついたお米や草のタネなどが選別されて出てきます。これである程度「くず米」が取り除けます。これは、今年冬の野鳥のエサ台で使えそうです。
このあと、さらに取りきれなかった着色米(カメムシに吸われて黒くなった米)を選別する機械にかけて、いよいよ玄米の完成です。結局、6俵(約360kg)になりました。8畝歩(8アール)でこの取れ高は、柳川の田んぼではまずまずの出来とのこと。よかったよかった♪
白米は日持ちがしないので、これ以上の精米はしません。あとは、食べる直前に精米機で白米にするとお餅やおこわとして食べられます。