防災訓練

町内の旧本郷西小学校を会場に、大江町の防災訓練が行われ、消防署、消防団、行政関係者、各集落の住民が集まって朝から色々な訓練をしました。


活断層の活動による震度6強の地震が発生、町内各所で家屋の倒壊や火災が発生し、けが人も出ているという想定。消防団の放水演習も真剣そのもので、住民の皆さんの注目を集めていました。

住民の皆さんが本物の消火器で天ぷら油の火を消し止める体験も行われました。



炊き出しの訓練と、煙の充満した部屋を移動する体験。これは人体には影響のない煙という事でしたが、実際の火災では有毒ガスです。この中を移動するというのは、それはそれは大変なことだろうな、と思いました。



防災グッズの展示と、心肺蘇生法の実習。AED(自動体外式除細動器=いわゆる電気ショッカー)の練習もしました。やまさぁーべにもAEDはあります。今一度、使いかたを確認してみよう、と思いました。


山形県は台風の影響などを受けにくく、自然災害の少ない土地と言われていたそうです。でも、その定説を覆すように、2013年の7月には大きな水害を経験しています。テレビの天気予報で日常的に「観測史上初」という言葉が飛び交う今日、本当に安全な土地は日本中どこにもないのでしょう。やまさぁーべも、地区の避難所に指定されている場所です。有事の際には迅速に対応できるよう、普段からシュミレーションしておかなければいけない、と感じました。