自然観察のネタ探しをする時、植物ネタを探すのは結構簡単なんです。直前に下見に行けば、誰かがその木や草を切ってしまわなければ、同じ場所に生えているから。でも動物は違います。ある程度の狙いはつけられても、出会いは一期一会です。
前置きが長くなりましたが、今日はラッキーな出会いがありました。ニホンリスがいたー!!
たまに見かけるけど、写真を撮れる機会は滅多にありません。嬉しいですね。午前中に活動することが多いと言われています。今日は木に登って、まだ青いクルミをもぎ取り、枝に座って果肉を剥がしてい様子をしばらく観察することができました。これがお客さんと見られると最高なんだけどなぁ。
こちらはリスほどレアではありませんが、写真が撮れるとちょっと嬉しいアカゲラというキツツキ。ヒヨドリぐらいの大きさです。
始めてバードウォッチングをするお客さんからは、どうやって鳥を見つけるの?と聞かれることがあります。コツは色々ですが、キツツキの場合は音。キョッキョ!という鳴き声や、木をつつくコンコンコン…という音が聞こえたら、しばらくその方向をじーっと見てみましょう。何かが動いているのが見つかるかもしれません。
逆光だったりすると色や模様は分かりにくい場合もありますが、キツツキの仲間は幹を垂直に移動します。幹を垂直に移動する鳥は他にもゴジュウカラやキバシリなどがいますが、大きさやシルエットが違うので区別できます。結局、総合的な情報で見つけ、見分けているので、慣れと経験が必要と言うことですね。この慣れと経験がついてくると、どんどん観察が面白くなります♪