台風10号が山形に接近!!太平洋から東北に直接上陸するコースをとる台風は観測史上初なのだそう。
雨風のピークは過ぎて、夕方にはキレイな青空が見えました。
心配だった田んぼを確認しに行きました。川はそこそこ増水しましたが、風もそこまで強くなかったのでイネは無事。あーよかった!
ほっとしたので話を少し逸らします。実はこの田んぼ、田植えからしばらくした6月半ば頃から田んぼの中や水路に小さな魚が見られるようになりました。田んぼの魚と言えばドジョウやメダカなどが一般的ですが、これは明らかに違う種類。でも、そのころは小さすぎて種類が分かりませんでした。現在、田んぼの水はもう抜いてしまいましたが、写真のような水路には水が少し流れているので覗いてみると…だいぶ成長した魚たちの姿が!
カメラを水の中に入れて撮影した写真です。やっと種類が分かりました。アブラハヤでした。川の中~上流の魚ですが、仔魚が田んぼに遡上して成長したのか、それとも親が入ってきて産卵したのか…?その謎は結局今年は分かりませんでしたが、これだけたくさんいて、きちんと成長しているところを見ると、たまたま流されて入ってしまったというよりは積極的に繁殖場所として水田を利用しているようです。アブラハヤが水田で成長するという話は、あまり聞いたことがなかったのですが、山間部の水田ではこういうことも起こるのですね。勉強になりました。今日のような台風で川が増水しているようなときには、小さな魚にとって田んぼや水路は安全なゆりかごになるでしょうね。