田んぼの周りの虫と花

今年秋に計画されているイベントShakeLab2016の会場下見で廃校になった本郷西小学校を視察してきました。昨年はやまさぁーべも会場でしたが、場所が移ったので出張しようかと考えています。今年は屋外のワークショップにしようかなぁ。


本郷西小学校は、平成25年に廃校となったばかり。大江町の学校の中では一番最近、廃校になった建物です。こないだまで教育委員会が事務所として使っていましたが、現在は物置として使われているのみです。学校のそばには写真のような美しい田園地帯があって、ここでガイドウォークをやったら面白そうだなと思っています。



違う地域に行くと、動植物も少し変わってくるのが面白いですね。一番たくさんあったのはこの花。ヤブツルアズキです。穀物のアズキの原種と言われています。


こちらはアキノノゲシというキク科の植物。背が高く、1.5mほどあるのでよく目立ちます。


お次はハッカです。飴に入っているスーッとする成分の原料です。葉っぱをちぎると素晴らしく清涼感のある香りがします。


田ん畔には青苧がたくさん自生していました。かつて栽培されていたものが野生化して残っているものでしょう。繊維をとるためにたくさん栽培されていたそうです。


赤とんぼの仲間もいっぱいいました。翅先が黒いのがマユタテアカネの端斑型、透明な方がナツアカネです。どちらも未成熟で、これから秋が深まると、もっと赤とんぼらしくなります。