夏のトレッキングの下見で神通峡近くの山を登ってきました。ここのところ川のプログラムが多かったので、久しぶりに登った山。いろんな生きものに出会いました。
まずはチョウチョ。夏から秋にかけて見られる種類ですね。ヒョウ柄の派手なチョウはミドリヒョウモン。オカトラノオの蜜を吸いに来ていました。花が小さいので、ストローの様な口をせわしなく花から花へ移動していました。そして、もう片方の地味な方。目玉模様が特徴的ですね。オオヒカゲという種類です。この目玉模様のあるチョウの仲間をジャノメチョウと呼びますが、オオヒカゲは日本のジャノメチョウの中では最大サイズの種類です。
お次カエルですね。タゴガエルという、染み出し水の様な細い沢で繁殖する種類です。今は繁殖期も終わって水辺を離れ、食べ物となる昆虫を探しているようでした。
そして最後は、同じ沢の中で見つけた生きもの。イモリとは似て非なるサンショウウオです。尻尾が長いのでクロサンショウウオ?でも環境的にはトウホクサンショウウオ。まだ幼生なので確実な同定は難しです。