虹のはなし

昨日から宿泊していたNPO法人シャローム災害支援センターの保養キャンプ。出発の朝を迎えました。


朝は簡単にオープンサンドイッチで朝食を済ませてお片づけ。やまさぁーべでの活動は今日でこれでおしまいですが、みんなのキャンプは河北町で今日の夕方まで続いています。動物園に行ったり、農業体験をしたり、マンガを書く体験をしたり…。山形を好きになって福島に帰ってもらえると嬉しいです。また遊びに来てくださいね!



朝食を食べている窓の外にはキレイな虹が出ていました。拡大写真を並列しましたが、よく見ると虹が二重になっているのが分かりますか?内側の虹が主虹(しゅこう)、外側の虹が副虹(ふくこう)と呼ばれます。まず、主虹が出て、光が強いと副虹も見えるようになります。よーく見ると、虹の色の順番が、主虹と副虹では逆になっています。

 

図がないと、説明がややこしいのですが、頑張って書いてみます…。

虹は、太陽の光が空気中の水滴内で屈折と反射をすることでできます。7色に見えるのは屈折のせいですが、その説明は割愛。

二重に見える方の説明。主虹の場合、浅い角度(虹を見ている人を基準に40°ぐらい)で入ってきた光が水滴内で1回反射して虹ができます。一方、副虹を作っている光は、角度が深い(50°ぐらい)ため水滴内で2回反射します。その分、副虹は光が弱くなって薄暗くなり、且つ反対の反対(光は反射すると反対向きになります。鏡を思い出してください!)で色の順番が主虹とは逆になるんです。

 

やっぱりややこしいですね(笑)でも、おもしろーい。