農作業

大江町は東西に細長い形をしていて、東から左沢(あてらざわ)地区、本郷地区、七軒地区と呼ばれています。西に行けば行くほど標高も上がるので、季節が進むのも遅く、農作業の工程にも少し違いが出てきます。


こちらは七軒地区、やまさぁーべの川向にある田んぼです。田起こしが終わって、やっと水を入れたばかりといった感じですね。こうなると、アマガエルやシュレーゲルアオガエルが俄然元気になってきます。昼間から大きな合唱が聞こえました。


同じ田んぼの光景ですが、左下は本郷地区の写真。トラクターで作業をされている農家の方の写真ですが、「代掻き」という作業の最中です。田起こしをして、水張りをして、そのあと田んぼの泥を細かく砕き、泥の表面を平らにするために機械で泥をかき回しているわけです。七軒より少し工程が進んでいますね。そして写真右はさらに東に進んだ左沢と本郷の境目あたりの地区。ここではすでに田植えが終わっていました。

 

春の風物詩の桜の開花前線も東からだんだん進んでくるし、逆に秋の紅葉は西から東に向けて進んでいきます。同じ町内でコントラストがみられるのは大江町の面白さの一つだなと感じます。



やまさぁーべでは、本日、早生(わせ)の枝豆の苗を畑に植えました。時期をずらして、中早生も植えてみたいと思います。やまさぁーべで今年やる田んぼは、まだ水も入っていません。でも、指導していただいている地元の農家の方からそろそろ入れるように指示がありました。今週中に1回目の代掻きとなりそうです。