雨の山で生きもの探し

昨日、ヒメギフチョウを見つけたポイントに、地元の自然に詳しい方お二人と登ってきました。今日は朝から雨だったのでヒメギフチョウは見られないだろうけど、食草となるウスバサイシン探しが目的。結局見つかりませんでした。探している場所が悪いのか、まだ生えてきていないのか。でも、他にもいろいろお花が咲いていたのでご紹介します。


林の中は霧が立ち込めていてなんだか幻想的な雰囲気。意外にも鳥は結構元気で、今期初確認となったオオルリやルリビタキと出会うことができました。ついでにミヤマホオジロも。写真は残念ながら撮れず…。


こちらは、イワウチワとナガハシスミレの花。イワウチワは山の尾根付近の斜面に群生して咲いていました。野草の花は地味で小さいものが多いですが、これはよく目立ちますね。ナガハシスミレは、スミレ類の花の後ろ側にある「距」呼ばれる袋状のパーツが他のスミレに比べて極端に細長いのが名前の由来。日本海側特有の植物です。



ウリハダカエデの花も咲いていました。紅葉の時期には葉っぱを真っ赤に色づかせ、山を歩く人の目を楽しませてくれる木ですが、新芽が出るこの時期のさくらんぼ房になってぶら下がったような小さな花も可愛らしいです。