今日も夜の生きもの調査。ムササビは相変わらず同じ巣穴から出てきました。時間も同じ。ついでに今日は水の中の生きものも見てみようと、やまさぁーべ駐車場の水路にライトを当ててみました。
見つけたのはアカハライモリとトウホクサンショウウオ(写真左)。上から見るとほとんど変わりませんね。色が薄く見える方がサンショウウオ。でも、色は個体差があるので決め手にはなりません。頭の後ろ側が角ばってないのが、イモリとの違いの一つ。また、どちら体の真ん中に線が入っていますが、イモリの方はそれが盛り上がっていますね。白い点々があるのも違いです。微妙ですね~!でもお腹側を見れば一目瞭然。イモリの方は、その名の通り「アカハラ」です。サンショウウオの方も比較に撮れば良かったのですが、モタモタしていたら逃げられました。不覚…。サンショウウオは赤くありません。
そして、面白かったのが下の写真。3cmぐらいの黒っぽい筒が水の中にあったのですが、よくみると動いている…。どうやらアミメトビケラという昆虫の仲間の幼虫です。落ち葉などをつなぎ合わせて筒状の巣を作り、ミノムシのようにそこから頭だけ出して動き回ります。よく見ると、このつなぎ合わせた落ち葉、同じぐらいの大きさに切ってつなぎ合わせられていて、しかもきれいにらせん状に巻いています。面白い。写真をクリックすると拡大します!