・朝から雪が降ったり止んだり。冬らしい天気になりました。今日はやまさぁーべのある柳川地区で生きもの調査。神通峡への登り口と、田んぼの生きものを探しました。
・まずは神通峡の方。紅葉の名所として県内では有名ですが、冬季は除雪がされないので車でのアクセスはできません。あまり奥まで行くと、雪崩の危険があるので、夏は車道として通れるアスファルト道の場所だけ少し歩いてみました。この辺りはまだ神通峡の大分手前なので紅葉しないスギの林が多いですね。木が生えていないから道だと分かりますが、真っ白でアスファルト道とは思えません。沢水が道路にあふれて融けている部分があると、そこが車道であることがやっと確認できます。ところどころ、テンが横切った足跡がありました。下の写真はヤマハンノキの花。房のように見える部分が雌花で、その根本側にある小さい塊が雄花です。風で花粉を飛ばすタイプの植物なので、目立つきれいな花はつけません。夏は取り立てて特徴の少ない木なのですが、冬はこの花があるおかげでとってもよく目立ちます。
・ついでに行った田んぼの水路。今年は雪が少ないので水面が見えている場所が結構あります。網を入れて見つかったのは…カワニナ、ミズムシ、ゲンゴロウの仲間、サワガニ、ドジョウ、ツチガエルなどなど。写真はツチガエルとドジョウです。ツチガエルは、昨年の夏には見つけられなかったので新たな発見でした。